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第三回目の友情ネットプロジェクト対談は、東京・目黒の

多摩大学目黒中学校・高等学校にて行いました。

友情ネットプロジェクトの年末の一大イベント「福島関東

交流会」は、多摩大学目黒中学校・高等学校のご協力なし

には成り立たない程、篤くお力添えを頂いております。

その多摩大学目黒中学校・高等学校の田村理事長のもとに、

友情ネットプロジェクト天谷実行委員長、落合真理指導員

がお伺いし、このプロジェクトに感じる意義やプロジェク

トを通じての子供たちの変化、また子供たちと向き合う時

に大切にしている思いについてお話いただきました。







福島の中学生をお迎えするに当たり、人と人との絆を大切にする生徒が多く育ってくれていることを実感でき、とても嬉しく思っています。(田村)

司会
本日はお忙しいなか、お時間を頂きありがとうございます。
友情ネットプロジェクトは、バレーボールを通じて福島の子供たちに友情の輪を拡げ、たくましく育ってもらうように、2013年から活動を開始し今年で5年目を迎えています。
活動の一環として年1回開催される関東交流イベントでは、先ほどご紹介した多摩大学目黒中学校・高等学校や生徒の皆さんと福島県の中学生の皆さんとの交流会や、翌日実施されるバレーボールのアスリートの皆さんを交えた、関東と福島県の中学生のバレーボール教室や交流試合などを行ってまいりました。

田村理事長には、一昨年より、関東での交流イベントを開催する際に、活動に参加する福島県の中学生の皆さんを、学校の施設にお招きいただき、多摩大学 目黒中学校・高等学校(以下、学校)の高校生・中学生の皆さんとの交流や、宿泊場所をご提供いただくなど、大変お世話になっております。まずもって、心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。
さて、毎年、福島県の中学生の皆さんを、温かく迎え入れていただく学校の皆さんの事や学校の教育方針などについて、田村理事長にお話をお伺いさせていただきたいと思います。

田村
私がこの学校の校長になって以来、目指すべき学校像として 「生徒、教員、学校全体が向上心にあふれ、常に進化し続ける学校」 という目標を掲げています。
特に生徒達には、目的意識をもって積極的に学校生活に取り組んでいく事、そしてそのために様々な小さな成功体験を積み重ねていくことを奨励しています。
部活動も、そうしたことを体現する機会になりますので、学校として力を入れて取り組んでいます。
施設面では、横浜市あざみ野にセミナーハウスを設けて生徒達が部活動などに打ち込める環境を整備しています。
そうした目標や環境づくりもあってか、ここ10年で学校生活に目的意識を持って取り組んでいる生徒がとても増えてきたと感じています。部活動を一生懸命にやる生徒ほど、部活動以外の行事、勉強にも意欲が増しています。
福島の中学生をお迎えするに当たり、生徒会やあざみ野で活動している色々な部活動の生徒達が協力して準備している様子をみて、人と人との絆を大切にする生徒が多く育ってくれていることを実感でき、とても嬉しく思っています。



司会
天谷実行委員長も2年続けて学校での交流会に参加いただいていますが、どのような印象をお持ちですか?

天谷
そうですね。その話をさせて頂くにあたって、昨年末に多摩大学目黒さんにお世話になった際の写真をお持ちしましたので一緒にご覧頂けたらと思います。


自分で感じた事や他人への思いやりの感情をまっすぐに表現していいんだ、ということを、福島の子供たちは多摩大学目黒校の生徒さんから強く感じとってくれたと思います。(天谷)

天谷
福島の子供たちを乗せたバスが3台、それぞれ少し間をおいて到着したんですが、そのたびに多摩大学目黒の生徒さんが部活を中止してお出迎えして下さって、部活を再開してはまた中断して出迎えて下さり、その細やかな心遣いに大変感動しました。福島の子供達もとても驚き、そしてとても嬉しかったと言ってました。歓迎いただいたチアの皆さんの姿はとても眩しく映ってたそうです。





天谷
2年に亘って関東交流会に際し、福島の100名以上の子供に施設をお貸し頂き、御校には大変なご負担だった事と思いますが、快くお引き受け頂けました多摩大学目黒校の田村理事長ならびに教職員の皆様には改めて御礼申し上げます。
そして福島の子供たちを妹や弟のように可愛がってくれた生徒会の皆さん、各教室の黒板にウエルカムメッセージを書いてくれたり、教室に寝具を揃えてくれたバレー部の皆さん、お一人お一人に御礼を申し上げたい気持ちです。ありがとうございました。

田村
第1回目の時の生徒会長が盛り上げ上手で面白い子だったんですが「福島の皆さんからの評判が良かったよ、ご苦労さま」と当時伝えたところ、それが今回の生徒会にも伝わり、先輩達に負けられないと、いい刺激になったみたいです。

天谷
福島の子は東京の子に比べると恥ずかしがり屋さんが多いかもしれませんが、御校の生徒さんと過ごすことができて、気づけたことがたくさんあった、と。
自分で感じた事や、他人への思いやりの感情を、発露するにあたってあれこれ悩まずまっすぐに表現していいんだ、ということを多摩大学目黒校の生徒さんから強く感じとってくれたと思います。




津波の爪跡の残る状況の中で、きらきらと輝く瞳で私の言葉や動作を見つめていた子供たちの事を忘れることはできません。(落合)>>>